『微力の力』目次公開&版元募集中

『ロッキングオン』や『ポンプ』など、面白い雑誌を創刊し、参加型コミュニケーション一筋、渋谷陽一をして、『30年前から今のインターネット状況を予見しながら、何故か儲けなかった男』(笑)と言わしめた橘川幸夫さんと、僕とで対談本を出します。
なにしろ、『オンブック』というオンデマンド出版+アルファを仕掛けている最中の橘川さんと僕なので、プロユーズの自費出版をして流通に流すことは難しいことではありません。しかし、それでは、あまりに広がりがなかろう、ということで、現在、版元及び編集者募集中です。
もう原稿はほとんど仕上がっております。
中身は「すごい」ので、話題になるし、ある程度売れると思います。
僕らの同世代の物書きはとっくに世間に溶け込んでしまっているような気がする。
その中で、全然溶け込んでいない二人の対談!(笑)
『ロッキングオン』対『宝島』。
現在を語る。
面白くないわけがない。
というわけで、版元、編集関係の方、ご希望があれば、原稿全文をお送りします。
読んでご検討くださいませ。
出版は早い者勝ちでございます。
企画会議にかけていただける日程などが具体的に出た時点で、他の動きはストップさせます。
以下、目次。
一見難しそうですが、僕らが書くものですから、たいへん読みやすいです。
—————————————
微力の力
『言葉と精神』のための方法序説
目次
第一夜「言葉」
言葉の混乱–本質とサブカル–辺境と中央–勤労の美徳–麻雀の効用–BI,AI–愛と平和–言葉の定義–ソクラテスと論争–議論の復権–言葉の機能「召喚と封印」–本体論–日本語の乱れ–昭和維新の歌–時枝誠記、吉本隆明–詩、言葉の力–波動と意味–言葉と情報–宗教と宗派–教祖とベンチャー–意識と無意識の交流–精神界と物質界–会社という組織–ビジネスモデルという流行語–デジタルなモダンタイムス–人間は交換可能–クリエィティブの幻想–養老孟司氏自身の『バカの壁』–頭脳対仙骨–ある禅の講話–スピリチュアルとソウル–スピリチュアルブームの本質
第二夜「文章と表現及び教育」
文章塾とリアルテキスト塾–自己改造セミナーと乱交–表現と技術の関係–波動絵画と詩–意味とニュアンス–言葉の磁場–一人称の宇宙–小説を書くこと–気が澄む–キャラクターと物語–考えないで書く–感情とは何か–言葉の定義–文章のスタイル–ロッキングオン・スタイル–(笑)の原点–『ぼのぼの』前夜–雑誌『イコール』–言葉によるセンタリング–微力の力–精神衛生–精神科の待合い室–電波系
第三夜「デジタル社会の行方---お金・地域・教育・メディア」
デジタルマネー–印鑑認証–モノポリー経済–地方書店の危機–イラク戦争の真因–ドル紙幣と聖徳太子–ユダヤ陰謀説–お金の幻想–鉱物資源の流れ–アフリカの小国の利権–ゴッホの絵の値段–骨董とオンデマンド–作家物を買う–『金持ち父さん』の資本主義–地上げ屋の金儲けの極意–金持と現場–インターネットを予見した男–デジタル仕事と分業–著作権の原理–『いいかげん』と『水に流す』–印税の幻想–コミュニケーションと教育–『ドルメン』–耳学問–知識の系統樹–ベストセラーは読むな–自家製ウォークマン–カスな本が売れる–how toは気休め–解答と方法–SNS鎖国論–ホスト管理者の特権–幻のオフ会ビジネス–関係資本主義–テレビの力と利権–ネットにおける編集–Web1.5
第4夜 「表現」
トランス派–人は生まれたときから自由–テロリストと監視カメラ–馬券と欲望–デジカメの本質–ピカソはマブダチ–芸術と傘地蔵–100円映画の時代–現代日本の芸術–タトゥ–最近の音楽–処女作と初期衝動
第5夜 「心と自由」
デカルトのコギト–意識と存在–マルクスの登場–ヴァレリーのトキドキ–精神は宇宙サイズ–多層性と自由性–動いて考えよ–前世について–死と眠り–ルドルフ・シュタイナー–前世と個の本質–死はセクシュアル–死の恐怖を分類する–眠りのエントロピー–『宇宙は暇で満ちている』–魂と意識–存在と比喩–哲学の汎用性–ニヒリズムとアナーキズム–現実と経験–個性は間違わない–唯物論と意識–詩との論争–物質は意識の投影–カルマの再生–教育者とアナーキスト–人間何をやってもいい–人を殺してもいいのか–唯心論と唯物論–個性は振動数–個と普遍–哲学と革命

コメントを残す