著者

『不安であることの正しさについて』

『不安であることの正しさについて』は「放射能が来る」という「AERA」誌の特集に対する激しい炎上、バッシングのさなかにブログに書かれ大反響を呼んだ記事。
「不安をあおるな」という大合唱に対する鮮やかなカウンターであった。
福島の原発事故以後、問われているのは我々の生き方そのものである。
その全体性をどのように日常語で文章に書き留めることができるのか、著者は一人そのことをリアルタイムに思索し続ける。

『政府・東電・マスコミの出す情報に真実はない』



ここに二人の主婦がいました。

二人は、同じ東京に住み、同じように夫と二人の子供たちと暮らしていました。
二人とも、明るい性格で優しくとても家族思いの妻であり母でした。

年齢も、同じ43歳。

そんな中、2011年3月11日東日本大震災、津波、そして福島原発事故が起きました。
そして、あの日からTVや雑誌から流れてくる情報に、
2人の主婦はともに不安な日々を送り始めることとなりました。

ところが、それから数日・数ヶ月後のこと。
二人の主婦は、全く違う人生を歩んでいました。

一人の主婦は、相変わらず不安な気持ちを持ちながら、
毎日TVや雑誌を見ては、流れてくる情報に一喜一憂。

『原発は、政府やTVでは大丈夫って言ってるから・・・』
『でも、言ってることがイマイチよく分からない・・・』
『震災なのだから不安になっても仕方ない・・・』

相変わらずあやふやな気持ちでモヤモヤしたまま、
精神的にも疲れ、周りに流される日々を送っていました。

ところが、もう一人の主婦は違いました。

毎日自分の素直な感覚や感情に目を向けながら、
TVや雑誌などからたくさんの流れてくる情報に惑わされることなく、
しっかり自分の意見や思いを持ち、心身ともに落ち着いた日々を送っていました。

この二人の違いは、一体何だったのでしょうか。

性格の違いだったのでしょうか。
いや、違います。

もちろん、環境の違いでもありません。

先程の一人の主婦は、あるタイミングで
『不安であることの正しさについて』
というタイトルのブログ記事を読んだのです。

この主婦だけではなく、
多くの方が気持ちを落ち着かせることが出来たと
語ってくれました。

・・・

「長くてしんどいかなと思いながら、
どんどん引き込まれて最後には涙が流れていました」

「今、一番欲していたことばでした。
まわりとの温度差を感じて、ナーバスになりすぎているの
だろうかとずっと思っていました。
ことばにならなかった思いがここで表されていて、
不安なのに落ち着きました」

「自分が一度考えるのをストップしたこととか、
本当はもう少し考えてみたいこととか、そういうことが、
たくさん書かれていて、とてもすっきりしました」


(ブログに寄せられたコメントより抜粋)

・・・

『不安であることの正しさについて』は、
ブログ『心が大事 』に収められています。
http://kokorogadaiji.jugem.jp/

このブログは震災や原発事故以前から「心」について、
論理や心理ではない「ナマモノ」として丁寧に読み解いていく著者渾身のブログで、
現在の村松恒平ライフワークとなっています。

その『心が大事 』のブログから、
『不安であることの正しさについて』を中心に
原発事故関連の記事をまとめたものが一冊の本になりました。

もちろん『不安であることの正しさについて』は
今でも無料のブログ記事として読むことが出来ます。

しかし、

「ブログやホームページで長い文章を読むのは苦痛だ」
「紙に印刷された、読みやすく整理されている縦書きの文章で読みたい」
「原発事故で背負った心の負担を、いつまでも忘れないように手元に残しておきたい」

そのように思われる方はぜひ本書をお買い求めください。

風化の早いインターネットの世界から切り出された本書を使って、
原発事故から来る心の負担を取り除いてください。




不安であることの正しさについて「不安を煽るな!」
騒然たる安全デマの大合唱のさなかに生まれた新鮮な言葉たち。


定価1,200円(送料無料)
2011年9月初旬発売
(株)メタ・ブレーン
当書店のカートへ。
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