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村松恒平様
「秘伝」を、いつも、目からウロコや感涙を落としながら拝読しております。 今度「プレミアム」に移行されるとのこと、益々のご発展をお祈りします。
そんな、境目の時期にご質問を差し上げる半端さをお許しください。
そして、質問自体も、 「仕事へのモチベーションを上げるにはどうしたらいいのでしょう」 などと、全く情けないものでお恥ずかしいです。
当方、ライターとしてフリーランスで10年働いてきました。 名なぞ全く成していませんし、ばりばり売れてもいませんが、一応餓えずに生計は立てている、というレベルです。 (ひとり者で養うべき家族もいませんし、住宅や車のローンを抱えてもいない、慎ましやかな家計ですが)
ここ1年ほど、仕事へのモチベーションが低いのに悩んでいます。 意欲ややる気がなく、面倒に感じて、それでも仕事をすれば結果的には締め切りまでに完納するので問題はないのですが、達成感もないのです。
仕事の分野やテーマに興味をもてないのでストレスになるのか、とも思いましたが、そういうことでもないように思います。 発注なさる側はこちらの得意分野などを踏まえておいでですから、全然興味がもてない仕事はまず来ませんし、その状況は変わらないのにモチベーションは下がってきている、という状況なのです。
10年間に、仕事以外のこと(家族やら恋愛やら)もそれなりの変動はありましたが、今は平穏ですし、それが仕事のモチベーションに直接的に影響しているとは自分では思えません。 (一人の人間の心ですから「遠い影響」というのは当然あるでしょうが)
先日、4日ほど地方取材に行ったのですが、このとき、これまでにないほど、「億劫」に感じました。
仕事の難易度が高いわけでも、困難が予想されるわけでもないので、どうしてそんなに嫌なのか自分でもわからないのですが、行く前は非常なストレスで、お酒を飲んで気を紛らわしたほどでした。 しかし、実際に現地に行き取材が始まれば、「嫌だ」など甘えたことを思っている暇もないですし、取材は問題なく終え、予定のページ数を意図したレベルでまとめられる以上の材料も得ました。 (そういうときは、やっぱりちょっとほっとします) レイアウトに出したり原稿にしたりする段階でも、やはり億劫ですが、このときは、取り掛かる前に比べるとストレスは低いです。 そして、それなりな原稿を締め切りまでに入れるということは、一応きちんと完了しております。
どんなに億劫で、内心は「いーやーだーあー」と駄々を捏ねていても、実際上は、発注された仕事についての質的、時間的な要求はクリアしているわけです。 それができていないと仕事は来なくなる、ということがわかっているので、感情の部分で嫌がっていても、理性の部分ではそれをねじ伏せて、完遂しているわけですね。
それは、私のような仕事に限らず、多くの職業人にもあることなのかもしれず、そうするとむしろ、心療内科などに行くべきなのかもしれず、何だか、「文章」とは関係ないご質問になり、申し訳ないのですが...
自分の身近な仕事上の先輩、お世話になった方にご相談しようと思っても、そういう方々は私に仕事を下さる立場ですから、そんな方に「最近とんとやる気がないんですよ」などと言うのはどうかと思いますし...
そんなわけで、とりあえず「こらえる」という方向できたのですが、このままでは、いつか、理性が感情を抑えられず、仕事が来ても断るようになってしまうかも、という危惧を感じてご質問する次第です。 そうなったら、食べていけなくなります...
10年やってきて何たる体たらく! と大喝なさるかもしれませんが、それも覚悟してご質問いたします。どうかよろしくお願い致します。
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