『火星パンダちとく文学』はどんな本かっ?!

画像クリックで詳細ページへジャンプします。『火星パンダちとく文学』に収録された57編の短い小説は、配慮された訳じゃないけど、どこから読んでも楽しめます。
笑いも恐怖もしみじみも、あえてバラバラに並んでいるので、立ち読みでひとつ読んだだけでは全体像が捉えにくい(笑)。
そこで、ごく簡単なあらすじを添えて一覧にしてみました。

ね、ずいぶん贅沢な一冊な気がしませんか?

もう読んでしまった人は、公式ブログで投票してあげてください⇒未確認迷惑ブンガク物体ブログ

火星紳士 掲載作品一覧

 電気ポット・カー  電気ポットカーを思いつき、量販店に出かけた男が、マッサージチェアの誘惑と格闘しつつも、ついに辿り着いた電気ポットのコーナーで見た戦慄の光景とは!?

全文掲載!⇒賛否両論!『電気ポット』は傑作か駄作か?(あるいは普通か......)

 ダチョウ  警察官や看護婦など、次々とコスチュームを変えては現れる、コスプレ泥棒との対決。見事捕まえられるのか?それとも......
 ブラザー  怪しいお店の怪しい商売。パタパタ案内板にしたがって、壁の穴に手を入れると「もっと奥まで!」と案内板に突っ込まれたりする。
 リー!  「ブルース・リー」という名のステキな顔になる通販セットの利用法を確かめるべく、セットのDVDを観てみると、リーとは似ても似つかない男がニッコリ笑っていた!?
 ガラス・コップ  「グラス」と「コップ」の素朴な疑問→「グラス」と「ガラス」の違い→「コップ」と「カップ」の違い...ついに話しは「コップ」で作った風鈴に及ぶ。
 箱付男  公園で拾った、開封しないで下さいと書いてある箱。洗うとエロチックな音がして、箱はだんだん大きくなり、やがて裂け目ができた......という傑作ポルノ!
 山頭火  「昭和の芭蕉」山頭火をモチーフにしたパチンコが登場!いざ射ち始めると......
 タイト・スカート  駅で突然求められた「ストッキング」についてのアンケート。聞き手はメガネにスーツのロングヘア美女だった!
 江戸っ子桜  季節の名称改変の提案、冬を春と呼ぶ江戸っ子気質の分析、そして江戸っ子風呂に至る、100%の火星ワールド。
 ビキニ  ヤル気マンマンで海に来た男二人組み。首尾よくギャル四人組と仲良くなって、一緒に泊まる事に...「やるぞ!」「やるっすー!」
 猛暑  調子が悪いエアコンの代わりに買ったミニ扇風機。霧吹き器を併せて使用することで幾分快適になったと思ったが......
 ムカゴ  秋の味覚「ムカゴ」を火星ワールドで味付けした一品です。
 オトヒメ  浜でワニを助けると、飼い主のオトヒメ様がお礼に宇宙へ招待してくれて...気がつくと「オトヒメ様のひみつのアレ(ハート)」売りになっていた。なんで?
 ジンジャーヘッド  グワテマラを愛する寿司屋の息子が語る人生の目標...寿司とは?寿司屋とは?ジンジャーヘッドとは?
 孔雀  サラ金、ヤクザ、結婚詐欺、花火職人らに次々と翻弄される、気性の荒い姉と気の弱い弟の結末やいかに。
 電気毛虫  阿鼻叫喚の夢...電気を放つ毛虫がうじゃうじゃ、潰した毛虫の体液は強い酸で、ぶちゅ! あぢ! ギャ―! と壮絶な火星ワールド。
 電気の斎藤さん  電気を生身で感じたことがあるという「電気のスペシャリスト斉藤さん」を訪ねてみると、長ーい体験談のあとで、とんでもないことになったのでした。
 プラネタミミズ  苦労して作った、舞台用プラネタリウム。本番では、スポットライトが明るすぎて役に立たなかったが......
 ニッポニア  受験生の「僕」は郵便屋の「鳥」と仲良くなって、「鳥」は「僕」を「タチマイ」に誘った......。火星紳士渾身の長編?小説。

上野家ぱん駄 掲載作品一覧

 20年目のゆで卵  美しい初恋の人、金武さんが教えてくれた「おでんに入れるゆで卵」は20年間失敗の連続だった。ついに成功した「金武さんのゆで卵」とは?その味は?
 共存への道  「私」の部屋で「私」のいない間に、別の誰かが生活していることは確実であった。試しに張り紙をして外出すると......
 正しい強盗のやりかた  よく喋る話題豊富なその男は、犯罪のリスクについて、有名なプロ投手について蘊蓄を披露した。そして、握った!?

全文掲載!⇒賛否両論!『正しい強盗のやりかた』は名人芸か素人芸か?(あるいは普通か......)

 壁に耳あり  奴隷制の国にある「民族ことわざ体験館」で、恨めしそうな奴隷集団に睨まれつつ、案内に従って小屋を覗くと......上野家ぱん駄ブラックサスペンスの傑作!
ポルノ村   「八百屋村」からは八百屋、「バスの運転手村」からはバスの運転手という国で、「ポルノ村」に生まれたキキちゃんは、「ケーキ屋」になりたいと村を出て行った。
 穴寄生獣  不快感の残る肛門を指で触ると、何かに噛みつかれた。虫下しを飲んで誤魔化していたが、人間ドックの際、悲惨なことに......
 まんごろ  客の残したビールを一本の空き瓶に集めた「まんごろ」。バイト先の「まんごろ」は、ビールだけではなかった。「まんごろ」の極致とは?
 クリちゃんごめんなさい  ベトナム戦争が激しかった頃、10歳の「僕」は、ハーフで嘘つきのいじめっ子「クリちゃん」が、一日も早くベトナムに行って竹やりに刺されることを祈っていた。
 たっぷりタバスコのかかったピザ  彗星接近、地球壊滅まであと5日、地下シェルターをめぐって、市民は暴徒と化し、「僕」はおデブちゃんの腰に手を回す......
 泣き虫くさや  「くさや」と呼ばれて苛められても、嫌がらせを受けても、決して泣かないことが唯一最後のプライドだった......
 サルスベリ  生き埋めごっこで、いつも埋められていた感覚が消えず、なぜかサルスベリの木と一日だけ入れ替わることになったが、案の定サルスベリは...そして僕は!?
 ばばぁ  22才年上の「ばばぁ」と結婚した「裕二さん」がガンで入院した。見舞いに行って語られた、とことん金目当ての、とことん悲しい「ばばぁ」武勇伝!
 魔王の誘い  ?万年前の誘いに乗らなかったが為に、「魔王」の逆鱗に触れたのは、結局だれ?奇想天外、荒唐無稽な「魔王」の妄想クロニクル!
 円環昼食会  その日の東京飯店は、「桃ちゃん」との初デート。「僕」の家族は金貸し、人売り、売買春、近親相姦、結婚詐欺......人間って何?
 山ちゃんの復讐  憧れの先輩「陽子」との結婚に漕ぎつけた「俺」は、びっくりさせるつもりで、同じく「陽子」が好きだった友人の「山ちゃん」を呼び出したが......
 神と私の乱れた関係  韓国の美人女優目当てで、キリスト教のイベントに参加、長い長い愛の説教を我慢したにも関わらず、天使は降りて来なかった...
 ぷう  赤いタオルにヘルメット、学生寮に入寮したばかりの「僕」は、知らない先輩二人と「夜警当番」をすることになった。強烈に臭い、上野家ぱん駄の青春!
 それでもあなたが好き  蹴飛ばされても殴られても、マンションを売られても、薬を打たれて郡山のスナックや海外に売り飛ばされても、「あなたが好き」と言えますか?

ちとく 掲載作品一覧

 みんなおいでよ!  せっかく捕まえたミヤマクワガタの首は、自転車の後部車輪を空回りさせた「ガンジー」によって飛んで行ってしまった。そして少年は......

全文掲載!⇒賛否両論!『みんなおいでよ!』はリアルか否か?(あるいは普通か......)

 虹を見てくれ!  4階のベランダで×造は、いつも僕たちを楽しませてくれた。ところが男顔の母親が、ベランダの扉に中から鍵をかけ、×造は閉め出されてしまった。
 メンゴ!  ゲーセン大流行の小学5年生の春休み、「俺」が拾った「使えるレシート」を手にした×造は、レジを打つ店員から現金を受け取った!
 妄執の穴ぼこ石  祖父母の家で少年は、祖父の「チョメゾウ」に魅せられて、その晩寝小便をした...イラガの幼虫のせいで!?
 回転する一匹の蟻  校庭に取り残された一匹の蟻は、全精力をもって元の居場所に戻ろうとしたが、自転車の一群に轢かれてしまった。
 みみのじっけん  「実験するよ」と言われて「ご子息」の無理な要求を受け入れる「チョメゾー」は、耳の穴にジュースを注ぎ込まれてビックリ!
 サーモンマリネの味  記録的猛暑のその日、植木鉢の底に張り付いていた何匹かのダンゴムシは、クーラーの寒さに耐えかねて、暖かいキッチンに向かって移動していたが......
 カナブンの結末  「私」は思わず、ベランダの小さな水溜りで仰向けになっているカナブンに人差し指を絡ませたが、「妻」の無粋な発言で......
 冷たい幼馴染とその弟  下校中、捕えた殿様蛙を解剖するべく、少年たちは夢中になっていた。ところが、幼馴染とその弟は、突然、逃げるように帰ってしまった。
 似顔絵  女子が書いてくれた×造の似顔絵は、乱暴な男子たちの悪ふざけの的になり、ウンコやチンコを書かれたが、×造は困ったように微笑むだけ......
 上書きしますか?  ×造が深夜に帰宅すると、すでに×造がベッドで寝ていた!? 意を決して、もう一人の×造と向き合おうとした、その時!
 ワイパーのうた  かつて、父の車で退屈しのぎに口ずさんだワイパーのリズム、タシーッタン、タシーッタン。父は幼い「私」を車に残したまま、大きめの一軒家に入っていった。
 白線  少年は、白線を踏み外さないように歩いていた。マンホールをジャンプでかわし、自転車をワープで切り抜けると......
 車窓から  子供が小学校から帰宅すると、母親は涙目で荷造りをしていた。父親は、荷物ごと母親を蹴飛ばした。間に入った子供は、泣くより他なかった。
 春~在りし日の詩人に捧ぐパロディ  花見客で賑わう公園で、3歳の長女は駄々をこね、「俺」はいろんなものが飛び交う喧騒の中、エロい短歌を思い出していた。
 恍惚のザク  ガンプラの王道「量産型ザク」への思いを断ち切れない「私」は、上京前に処分と称して「究極の情景模型」を企てたのだった。
虹を見たかい!   サイクリング当日、奥様の自転車がパンクして、ご主人が修理を始めたが、いつまでたってもパンク箇所が見つからず、ご夫婦に嫌なムードが漂って......
 安全な恐怖  「私」は十代の時期、頻繁に「金縛り」を体験し、それをもてあそぶようになった。ある晩、その限界を見極めようと「金縛り」を待っていた。
 遺書かもしれない  中学生だった頃に味をしめた「首つりごっこ」の快楽は、最近になって「首折り」?とでも呼ぶべき、同様の快感に取って代わった。
 言わなかったこと  妹のために小銭を集めて買ってきた25色のクレヨンだったが、結局プレゼントすることにはならなかった。妹が30色の新品クレヨンを手にしていたから!
 ×造が飛んだ  河原の草むらで重なる男と女、老蜥蜴を牽制しながら絡み合う蜥蜴の×造と×子、彼らを俯瞰するトビ......一瞬の交錯を描いたクールな傑作!
コンテンツ(記事)カテゴリー
Site information

ページの先頭へ