こちらは、創作する人のための文章学校の、文章創作クラス、創作遠隔クラス、それぞれの専用掲示板です。
ログインしていません。
面白かったです!
そして読みやすかったです。
主人公の上官に対する鬱屈した感情も、
そこから反転していく様も、とても良く伝わってきました。
そして、
特攻作戦の描写も迫力があって、どきどきしながら読みました。
筆運びは冷静なのに、臨場感がある描写になっているんですよね。
すごいなぁ。
構成もよかったと思います。
思わず登場人物のことをwikiで調べてしまいました。
そうしたら、血と脳漿を被った帽子が展示されているんですね。
うわー、本当の事だったんだぁ………
最後から二つ目の連は、
これは全くの個人的な感覚なので
参考程度に見ていただければ良いのですが、
私には少し説明的に感じてしまいました。
ですが、こういう描写をする小説もありますから、
こういう人もいるんだ、程度で考えておいてください。
冥い海というタイトルも良かったです。
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息子が日本軍だいすきっこなので、
文章をコピーしてLINEで送りました。
感想が戻ってきたらここにupします。
(
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>>最後から二つ目の連は、
これは全くの個人的な感覚なので
参考程度に見ていただければ良いのですが、
私には少し説明的に感じてしまいました
いま改めて読み返してみましたが、
そんな風には感じませんでした。
すみません。
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散樽さんの日露戦記ですね。
軍神広瀬は、NHKのドラマ「坂の上の雲」で良く描かれていました。「杉野は何処!」って戦後世代でこれを知っている人は少ないですが、私は古い人間なので(笑)小さい頃から知っていました。しかし、辻宏のことは知りませんでした。なかなか面白い人物設定だと思いますが、実在の人物ですか?
最後のまとめの部分ですが、宗教全般と軍神とを一つにして語るのはどうかなぁと思います。神童と言われた程の辻宏の思考にしては、少し粗雑なように思います。言葉遣いも、叩き上げではありますが、もう少し知性的な語り口の方が、宗教というテーマにもっと深く切り込めたのではないかと思います。
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でも、一夜にしてこれを書き上げたのはすごいですね。これからも是非続けて加わって下さい。
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感想をいただきありがとうございます。
フィードバックを受けると、わたしが書きたかったことが、うまく伝わっているところとそうでないところがわかります。
主人公は創作で架空の人物です。心情の変遷は
・恵まれない境遇への不満、強烈な自負心
↓
・限界状況で超越者をみて(ヤスパース的?)、インスタントに帰依
↓
・そのインスタントな信心があっけなく破綻。
虚無主義的、無神論的心情
↓
・さらに自分が束の間勝手に神とした人物が国家的に神格化される。
宗教全般への疑問
show3418さんが「宗教全般と軍神とを一つにして語るのはどうかなぁ」といわれるのは、その通りと思います。
軍神が神かどうかといえば、広瀬神社・東郷神社・乃木神社もありますから一応形式的には神でしょう。
しかし通常わたしたちがイメージする神とはおよそ関わりのない存在です。
ただ、宗教にはさまざまな機能があります。共同体の結束促進効果は歴史的に権力に利用されてきました。本文中「皮肉にも」「国家に利用された」と違和感を示し、国家神道のことなども念頭に置きながら、それら全般含めて結局「宗教」はよくわからないと締めたつもりでした。
そこまで伝えるには筆力が足りなかったと思います。
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