メルマガ『文章×表現《秘伝スクール》』

メールマガジン “村松恒平が語る文章の書き方”
「文章上達」を願う人たちの新しいバイブル“秘伝シリーズ”を再起動!
プロ編集者村松恒平が文章修行者の悩みに縦横無尽にお答えします。
すべてのネット物書き&うまくなりたい人向けの無料メルマガです。
巷に溢れる文章の書き方HowToモノとは一味ちがいます。
配信形式 ノーマルテキスト(普 通のメールです。)
発行周期 不定期(基本的には月 1回発行です。)
バックナンバー 最新号のみ公開
配信システム まぐまぐmelma!

サンプルここから
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……・・ ・

┃文章×表現《秘伝スクール》
┃ http://www.hiden.jp/

┠────────────────────────────────────
┃ 第00号 サンプル
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

==== ==== ==== ==== ==== ==== ==== ==== ==== ==== ==== ==== ==== ====
文章×表現《秘伝スクール》スクールにようこそ。
2001年7月創刊、2014年から4年間の休刊を経て、2018年から復刊しました。
このスクールにはカリキュラムに沿ったレクチャーはありません。
皆さんから寄せられた質問にお答えする、問答式のスクールです。
すべてをオープンに語っていますが、その深い内容は閉じられています。
あなたがそれをきちんと読んで理解し、また実践してくれるまでは…。
ただ読むだけでなく、この内容を貪欲に盗み、奪い取ろうとした人だけが、
《秘伝》の意味を知るでしょう。
==== ==== ==== ==== ==== ==== ==== ==== ==== ==== ==== ==== ==== ====

━━━━━━━━━━
<文章秘伝>ニュース
――――――――――

■村松の近況や、読者の皆様へのお知らせなど。

******************************

文章を書く動機

●質問●

私が物を書く動機の大部分(ひょっとすると100%)は、「上手いと誉められたい」
「面白がらせたい」「感動させたい」「お金をもらいたい」――といった非常に
直截的なものだと感じています。喩えて言うなら作文を提出する小学生のような
気持ちというか。
創作のテーマにしても、「なんとしてもこれを伝えたい」といった内面から湧き
出す欲求からではなく、「これを書けば受けるんじゃないか」というような意識
で選ぶ事がほとんどです。初めて人目を意識して書いた学生の頃から現在に至る
まで、ほぼ一貫してこんな調子です。

多分そのせいだと思うのですが、自分の書くものってなんだか薄っぺらい、と
最近感じるようになりました。

自分の内面を照らしてテーマを探してみるのですが、どうしても前述のような
境地を抜け出すことが出来ません。
自分の内部を探索しつつもどこかで「受け狙い」をしている自分に気づき、また
か、と思ってしまいます。
この状態を脱出するために、どんな努力をすべきでしょう。

●答●

えー、正直でよろしい。
「上手いと誉められたい」「面白がらせたい」「感動させたい」「お金をもらい
たい」
人が文章を書く目的なんてそんなものです。
どんなに深刻ぶった作家でも、文章を書く動機はこの4つくらいににつきるので
はないでしょうか。

文は人なり、といいます。
その人の人生より深い文章なんて書きようがないのだから、適当なところであき
らめておけばよろしい。

しかし、どうしてもそれでは満足できない人には、さらにヤバい道があります。
自分のいちばん恥ずかしいこと、いちばん人に知られたくないこと、いちばん
考えたり思い出しりすることが苦痛なことを、なるべく正直に書いて発表すると
いいでしょう。
そこには、さまざまな心理的なエネルギーが渦巻いています。そこをつつけば、
あなたの隠れたテーマも飛び出してくるかもしれません。
それを、あくまで「なるべく正直に書く」のであって、全部書く必要はありませ
ん。
若干形を変えたり、最後まで伏せておく内容があってもいいのです。
どちらにしても、それほど人の反応を恐れることはありません。
一度、書いてしまえば、他人は自分に大した関心を持っていないことがよくわか
ります。
自分が恥ずかしいと痛烈に感じることも、他人にとっては、しょせんは他人事だ
とわかると、どんどん自分の秘密が書けるようになってきます。どんどんヤバい
ことを書いて、他人にインパクトを与えないと気が済まなくなってきたら、しめ
たものです。
自意識の壁を乗り越えてしまうと、文章がとても自由にかけるようになります。
ぜひ一度お試しください。
思い出して苦痛なことが何もない人は、とても幸せな人なので、ディープな文章
は書けなくても、その幸せを噛みしめてください。

******************************

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……・・ ・

●質問募集●

えー、皆様。村松恒平です。
質問は全てウェルカムです。
文章や表現全般に関する難問、珍問、奇問、愚問、凡問、すべてをお待ちして
います。

★送り先はこちら↓
oshiete@hiden.jp

———————————————————————

Kohei Muramatsuでfacebookしています。
https://www.facebook.com/kohei.muramatsu

大事なこともくだらないことも日々書いています。
フォローしてみてください。
「読者です」と書いて、メッセージをくれれば友だち申請も承認します。

———————————————————————-

●購読と解除●

『プロ編集者による 文章上達<秘伝>スクール』は
下記の配信システムのいずれかによって配信されています。

まぐまぐ http://www.mag2.com/ [ID:0000068978] メルマ http://www.melma.com/ [ID:m00042072]

購読および解除は、ご利用の配信システムより
各自でお手続きくださいますようお願いいたします。
(※このメールに返信しても配信停止されませんのでご注意ください。)
こちらのページでも購読/解除できます。
http://www.hiden.jp/hiden/mm.html

————————————————————————–

文章×表現《秘伝スクール》 通算000号   2008/00/00 発行
編集責任者:村松恒平
発行:創作する人のための 文章学校 http://www.hiden.jp/
Copyright (c) 村松恒平 All Rights Reserved. 禁複製。
転載・紹介ご希望の方はメールにてお問い合わせください。
info@hiden.jp

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……・・ ・

メルマガID: 68978文章×表現《秘伝スクール》まぐまぐトップページへ