■「文人」という生き方

さるところから拾ってきました。
「自らの内部で充実し納得された生は、他者の評価の受けようがないので、結果的には、単なる変人と変りがない。(中略)この孤独者の生は、無でしかないのである。しかしこの社会的な無に徹し、隠者に徹することによって、主体の疑いようのない充実と高揚を味わうのが、江戸まで確実につづいた芸術家、文人の生き方であった。」
辻邦生『銀杏散りやまず』250頁
んん。僕ももっと無に徹する覚悟を決めないとダメだな…と、思いましたとさ。

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