文章上達カウンセリングの中に新たなメニューとして加わっています。
http://www.hiden.jp/counseling/consulting/
40分6,000円。プロ同士だからね。あまり長い時間は必要ないのですね。
いちおう延長料金書いてありますけど、単純な悩みや相談なら、時間内に納得してもらえます。
家具には一生物というのがありますが、理解もまた一生物です。
あることを理解すれば、それは一生その人の財産になります。
また具体的に、ムダな回り道をせずに済むようになるので、編集者人生の中で何か月分もの時間とエネルギーを節約できるかもしれません。
そういうわけで、この料金を高いと思う人は、すごく視野の狭い人です。
どうも仕事がうまくいかないという人、将来の方向性に悩んでいる人、企画のヒントがほしい人など、うまく利用していただければと思います。
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僕はまだファックスというものすら普及していない時代から編集者をやっていました。当然、原稿の受け渡しは必ず著者と会って、原稿を読んでいろいろ話したり、交流したものです。
今は、メールで送れるのである意味ではものすごく便利になったけれども、じゃあ、その分編集者が楽に自由になったかといえば、そんなことはない。それで節約された時間には、また別の用件が入ってくるわけで、要するにデジタル化によって人間的な接触の機会がずいぶん減ってしまったのです。
だから、編集者として仕事をしていても、人間的な情報が入ってきません。非常に部分的な役割を担っているだけで、何か不十分なものを感じている人が多いのではないでしょうか。
しかし、編集作業の本質というものは昔から変わりません。
とても人間的なものです。
僕は二人で月刊誌を作っていたことがあるので、なんか本や雑誌を作るぞ、という手触り感みたいなものが、遠いものではなく、とても身近なところにあります。
そういう編集の本質的な部分から、若い編集者の人にいろいろな話ができたらいいなと思っています。