題材を探す

まず、自分のなかに持っている素材を全部吐き出すことが大切です。
深呼吸の要領で全部きれいに吐いてしまえば、今度は吸い込みはじめます。
10吐けば、11吸収できるようになります。
それが文章の肺活量です。
全部出すと自分がなくなってしまうようで、出し惜しみする人がいますが、そんなものはどうせ後生大事に抱えていても、大したものではありません。
人間なんて空っぽでいいのです。
どうせ空っぽのままではいられないのだから。
全部吐き出すとじつにすっきりします。
そして吐きだした以上のものが戻ってきます。